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4/15㊏-27㊍開催中:賀茂競馬930年記念事業写真展「賀茂文化と賀茂競馬」

2023.04.15

賀茂競馬930年記念事業写真展 賀茂文化と賀茂競馬

日時 2023年4月15日(土)~27日(木)10時~17時(最終日16時)※4月21日(金)は休館日となります。
主催 賀茂競馬保存会
共催 一財)賀茂県主同族会・上賀茂神社

※本事業は令和5年度⽂化庁⽂化芸術振興費補助⾦(地域⽂化財総合活⽤推進事業)の補助を受けて 実施しています。

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写真展開催にあたり

京都市北区に鎮座する上賀茂神社は京都でも最も古いお社として広く崇敬を集めており、天武天皇の御代(六七七年)に現在の地へ社殿が建立されてより、その神事・文化が現在でも伝えられております。

その証として国宝・重要文化財に指定されている社殿群はもとより、当神社所蔵、鎌倉時代の書物『嘉元年中行事』(重要文化財)には当時行われていた神事が事細かに記載されており、現在でもそれに倣った形で神事が継承されております。

今回、古来より伝えられてきた上賀茂神社の神事・地域で継承されてきた行事の近影を写真家・堀内義晃氏を中心とした写真家の方々のご協力を頂き『賀茂文化と賀茂競馬』として公開する運びとなりました。

ご来場の皆様には四季折々の境内の情景を通じ、文化継承の重要性を感じ取って頂くと同時に努力を惜しまなかった先人の姿にも思いを寄せて頂ければ幸いに存じます。

今後も上賀茂の文化継承に対しご理解ご協力をお願い申し上げご挨拶とさせて頂きます。

賀茂競馬保存会 会長
賀茂別雷神社   宮司 田中 安比呂

 

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写真展開催にあたり

 賀茂競馬は、端午の節会に天下泰平・五穀豊穣を願って御所の武徳殿前で行われていた競馬会神事が、当時の内裏の女御たちの『菖蒲の根合わせ』の勝負により、上賀茂神社に奉納されてから、今年で930年の節目を迎えました。

 一口に930年といっても、その長い歴史の間には様々なことがありました。多くの天下人が拝観し、絵巻物や屏風絵にも多く描かれ、広く内外に我が国を代表する祭事として浸透していました。時代の渦中で幾度かの中断はありましたが、我が国の競馬の起源と呼ばれる賀茂競馬は、その度によみがえり、ほぼ原形通りに連綿と続き現在に至っています。このようなことは古い京都の歴史の中でも大変珍しいことです

 いにしえより賀茂氏の祖先たちより受け継いできた独特の儀式や所作なども、この写真展を通じて見ていただき、本番に足を運んでいただければ幸いです。

 この度の記念写真展開催にあたり、作品をご提供いただいた写真家の堀内義晃氏、三宅徹氏、上賀茂神社婚礼部の日根野樹氏に厚くお礼を申し上げます。

 

賀茂競馬保存会 副会長   
一般財団法人 賀茂県主同族会 理事長 
堀川 潤

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上賀茂神社「賀茂競馬930年事業」https://www.kamigamojinja.jp/202212021152/